メキシコ北部に位置するモンテレイは、雄大な山々と近代的な街並みが同居する不思議な街です。
いろいろな表情を見せてくれるこの街のおすすめ観光スポットをご紹介していきます。
街歩きスポット
モンテレイの中心部には、近代的なビル群と歴史ある建物が並び、歩くだけで街のいろいろな表情に出会えます。
マクロプラサ|Macroplaza




世界でも有数の広さを誇るこの広場には、荘厳な政庁舎や噴水、記念碑が点在し、街の歴史を感じることができます。
死者の日やクリスマスなどのイベント時には、広場全体がにぎやかに装飾されます。
周囲には教会や旧市街の街並み、現代美術館などが集まり、街歩きの中心的スポットです。
バリオアンティグオ(旧市街)|Barrio Antiguo




マクロプラサから少し歩くとたどり着く歴史地区です。
石畳の路地に植民地時代のカラフルなコロニアル様式の建物が並びます。
古い建物を活かしたカフェやバーが多く、昼は散歩を楽しむことができ、夜は音楽とともに賑わいます。
私のお勧めの時間帯は日曜日のお昼です。
青空マーケットが開かれ、通り沿いにたくさんのお店が並びます。
写真左下のシャーベットの屋台は特にお気に入りで、毎回立ち寄っています。
フルーツ本来の甘すぎない甘味で、30ペソでいつも2種類の味を選ばせてもらっています。
メトロポリタン聖母大聖堂|Catedral Metropolitana de Nuestra Señora de Monterrey



バロック様式の外観が美しい大聖堂です。
内部はひんやりとしていて、教会独特の厳かさがあります。
観光客にも開かれているので、街歩きの途中で立ち寄ることができます。
フンディドーラ公園|Parque Fundidora




かつての製鉄所跡地を活用した大きな都市公園です。鉱炉跡が博物館として残っています。
ピクニックやランニング、サイクリングをする人達で賑わっていて、サンタルシア遊歩道でのボートクルーズも人気です。
公園内には様々な施設が点在しており、中でもcinter mexではイベントが多数開催されています。
訪れる前に公式ホームページから開催予定のイベントをチェックしてみても良いかもしれません。
モンテレイ現代美術館|Museo De Arte Contemporáneo De Monterrey (MARCO)



広々とした現代アートの美術館です。館内にはギフトショップや地下駐車場もあります。
月曜日は休館ですが、水曜日と日曜日は入館無料です。
オビスパド展望台|Mirador del Obispado


モンテレイ市街を一望できる、360度パノラマの人気スポットです。
高さ100mの巨大なメキシコ国旗が目印で、街中からも目に付くかもしれません。
頂上まで車で上がる場合には、駐車料金として40ペソかかります。Uberでも同様です。
歩いて登る場合は無料ですが、意外と坂道が長くきついです。
動物園|Parque Zoológico La Pastora


メキシコの動物園、なんとなく心配なイメージがありましたが…
しっかりと整備されていて、動物舎は広々としていてとても綺麗でした。
個人的に象のエリアの眺めがお気に入りです。
山並みがとても美しく、象がすぐ近くまで来てくれました。
車で訪れる際には、退園前に出口の有人カウンターで駐車料金の支払いが必要です。
駐車場から出るときにバタバタすることになるので、お忘れなく。(経験者です…。)
自然スポット
周囲を山で囲まれた地形のモンテレイでは、街からほんの少し足を延ばすだけで大自然に触れることができます。
セロ・デ・ラ・シージャ|Cerro de la Silla

セロ・デ・ラ・シージャはモンテレイのシンボル的な山で、馬の鞍のような形からこの名前がついています。
標高は1,800mほどで、メキシコの自然記念物に指定されています。
見ているだけで美しいセロ・デ・ラ・シージャですが、複数の登山ルートがあり、登ることができます。
| ルート名 | 難易度 | 往復所要時間 | 特徴 |
| テレフェリコ(Teleférico)ルート | 初心者向け | 約2~3時間 | 旧ロープウェイ跡をたどるルート。比較的緩やかで登りやすい。 |
| アンテナ(Antenas)ルート | 中級~上級者向け | 約6~7時間 | 頂上の電波塔まで登るルート。人気のあるルートだが、急勾配が多くかなり体力が必要。 |
| ピコ・ノルテ(Pico Norte)ルート | 上級者向け | 約7~8時間 | 最も険しいルートで、岩場や急斜面が続く。経験豊富な登山経験者向け。 |
※難易度は、地元登山者のレビューやハイキングサイトを参考にした目安です。
下記マップは登山口の位置情報です。
この登山口はテレフェリコ&ピコ・ノルテルートと、アンテナルートの2つに分かれて隣接しています。
テレフェリコ&ピコ・ノルテルートはロープウェイ施設跡地を目印に、アンテナルートはアンテナ施設へ向かう舗装路を目印にした登山口を利用してください。
ピコ・ノルテルートは、テレフェリコルートから途中で分岐します。大きなCristo像(キリスト像)が目印で、矢印などのマーキングもあります。
セロ・デ・チピンケ|Cerro de Chipinque



サンペドロエリアに壁のようにそびえるセロ・デ・チピンケは、シエラ・マドレ・オリエンタル山脈の一部です。
山自体の標高はおよそ2,230m、中腹の展望台は標高1,500~1,700mの位置にあります。
舗装道路を車で登ることができ、モンテレイ市街を一望することができる人気スポットです。
チピンケA.B.P.自然公園の入り口ゲートから入場料を支払ってアクセスします。
事前に公式ホームページからオンラインチケットを購入しておくとスムーズです。
駐車スペースは道路沿いのいたるところにあります。
好きなところまで車で登って、途中からハイキングで展望台を目指すのもおすすめです。
展望台から山頂にかけては徒歩専用のルートとなり、上級者向けのハイキングコースです。
ラ・エスタンスエラ・モンテレイ自然公園|Parque Natural La Estanzuela Monterrey


駐車場や遊歩道などが整備されていて、手軽にハイキングや川遊びをすることができます。
公園内を流れるエル・カラボソ川の水は、市民の水源としての使用もされています。
ルートによって入場料が異なり、天空の滝を見るルートは本格的な山道です。
このルートは13時頃に入場を締め切られてしまうので、注意が必要です。
ラ・ウアステカ公園|La Huasteca


高さ数百メートルの石灰岩の断崖が連なる自然公園です。入場は無料で24時間開放されています。
ロッククライミングスポットとしては世界的に有名だそう。
ハイキングやサイクリングをしている人も多く、車でドライブするだけでも冒険気分でとても楽しいです。
「La Cueva de la Virgen」という洞窟からの眺めに惹かれ、いつか挑戦したいと思っているのですが…。
初心者にはハードルが高いので、ガイド付きツアーで涼しい季節に挑戦してみます。
少し足をのばして…
魔法のような村・サンティアゴ|Santiago




モンテレイ中心地から、車で片道30分ほどで行ける日帰りの定番観光スポットです。
メキシコ政府が認定しているプエブロ・マヒコ(魔法のような村)に選ばれた村でもあります。
かわいらしい街並みを散策し、展望台からは山や湖の眺めを楽しむことができます。
週末には教会が目印の広場付近にお店がにぎわい、カフェやレストランも多くあります。
次に紹介する滝と併せて行くのもおすすめです。
コラ・デ・カバージョ|Cola de Caballo



高さ25mの滝で、「Cola de Caballo」は「馬の尾」という意味です。
駐車場から滝まで整備された道を歩いていくことができますが、一人300円ほどで馬車や乗馬で行くこともできます。
ナビの目的地を直接滝に設定するとわかりづらいので、下記マップのコラ・デ・カバージョ公園を設定すると良いかと思います。
乗馬とレストラン|Yellowstone Club Ecuestre



こちらは乗馬教室なのですが、中に素敵なレストランが併設されています。
レストランは朝からオープンしているので、練習で走っている馬を眺めながらメキシコの定番朝食をいただくことができます。
そしてレストランで食事をすると、無料で馬に乗らせてもらうことができます。
広場をぐるっと一周するだけですが、なかなか気持ちが良くて嬉しいサービスです。
ガルシア鍾乳洞|Grutas De García



モンテレイ中心地から1時間ほどかかりますが、5,000万~6,000万年前の天然の鍾乳洞を見ることができます。
鍾乳洞までは斜面の道で、徒歩かケーブルカーか選択してチケットを購入します。
内部は全長2㎞ほどとかなり広く、ガイド付き(スペイン語ですが)のツアーで安全に見学することができます。
コカ・コーラの瓶のような石柱があったりと、私は言葉がわからなくても楽しむことができました。
天然温泉施設|Termas de San Joaquin



宿泊施設に併設されている地下温泉プールで、洞窟のような造りは古代ローマのよう。阿部寛さんの某映画を思い出させます。
タオルや水着などは施設で購入することもできそうですが、持参がおすすめです。
プールサイドに簡易的な更衣室はありました。
硫黄を含む温泉なので、においがつくことは覚悟してください。
お土産スポット
【民芸品】Tikal Arte Mexicano

モンテレイでもメキシコらしい民芸品を購入することができます。
住宅街の中にひっそりとあるのですが、入り口からは想像もつかないほど広いです。
飛行機に乗ることを伝えると、緩衝材でしっかりとした梱包をしてくれます。
【雑貨】EL SAPO
服飾雑貨がメインのお店です。
入口が開いていない場合は、インターフォンを鳴らすと開けてくれます。
メキシコと言えばのメルカドバックが種類豊富にあり、カラフルなバックチャームやアクセサリーなどもこちらで見ることができます。
【チョコレート】CACEP


メキシコはカカオの生産国で、チョコレート発祥の地だということはご存知でしたか?
Cacepはメキシコのタバスコ州に拠点を置くオーガニックチョコレートの会社ですが、モンテレイ内にもいくつか店舗があります。
お土産らしいパッケージのものやチョコラテの素をはじめ、ドリンクのテイクアウトもできます。
【チョコレート】TURIN



こちらもチョコレート屋さんです。
日常的に食べるチョコレートというよりは、ギフト向けのやや高級な印象です。
HEBなどのスーパーでも購入することができますが、下記マップのショッピングモール内直営店では、1個ずつ量り売りで購入することもできます。
アルコール入りなので大人向けにはなりますが、特におすすめはカラヒージョ|carajillo(メキシコのコーヒーカクテル)入りのチョコレートです。
ほかにもテキーラ入りなど、メキシコらしいチョコレートのお土産が購入できるかと思います。
Starbucks


海外旅行のお土産としては定番ですが、メキシコのスターバックスでも、限定デザインのタンブラーやマグカップ、ベアリスタのキーホルダーを購入することができます。
死者の日デザインや、メキシコ桜のハカランダモチーフのデザインは日本人受けもばっちりです。
街中あちこちに店舗があるので、見かけたらぜひチェックしてみてください。
地元スーパー




メキシコのスーパーマーケットといえば、HEB、Walmart、Sorianaが定番です。
トルティーヤ、サルサソース、コーヒー豆、ワイン、お菓子など、食品系のお土産が地元価格で購入できます。
食用サボテンや見たことのないフルーツが並んでいるのは、見ているだけでも楽しいです。
HEBやWalmartでは、レジ付近でエコバックを見てみるのもおすすめです。
メキシコらしいカラフルなデザインはお土産にぴったりです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
モンテレイは、メキシコの他都市と比べると有名な観光地は少ないかもしれません。
旅行ガイドブックなどでもモンテレイの情報は少ないですよね。
ですが、自然と都会の両方をコンパクトに楽しむことができるこの街が、私はとても気に入っています。
これからモンテレイを訪れる予定の方、興味を持ってくださった方に、少しでもこの街の魅力が伝わっていれば嬉しいです。


